太陽がいっぱい

【AFP＝時事】ウィリアム英王子（Prince William）がインド人の祖先をもっていることが、英エジンバラ大学（University of Edinburgh）のチームが行った唾液サンプルの分析により判明した。英誌タイムズ（Times）が14日、伝えた。王位継承権第2位のウィリアム王子が王位を継承すれば、英連邦（Commonwealth）で最大の人口を抱えるインドにルーツを持つことが証明された初の英国王になる

というニュースを見てふと疑問に思ったのですが、イギリス人もインド人も元は同じ民族ではないのでしょうか。
なにをいまさらと思うのです。

というのもインドアーリア人というのは見た目が西洋人と同じに見えます。
コーカソイドとも言います。
主に北インドに数千年前にアーリア人が侵入したそうです。
エイリアン（侵入者）とはアーリア人を例えた言葉です。

イラン人もアーリア人です。
人類の発祥はアフリカと言われていますが今現在ではこれを否定する学者もたくさんいます。
コーカソイドの起源をイラン周辺とするとイギリス人の起源はインドということでしょう。
他のヨーロッパ人も同じです。

西洋人の発祥については様々な学説があるようでいまだはっきりしません。

しかしインドアーリア・ヨーロッパ語族という言葉を真実とするならイギリス人が昔インドに行ったのではなくインドとかイランにいたアーリア人がヨーロッパへいったというほうがつじつまが合います。

というのもインドの歴史のほうがヨーロッパの歴史より古いと思われるからです。

インドにはもともとの先住民と呼ばれる人達がいました。
今は南インドを中心にドラビタと呼ばれる人達です。

この人達とアーリア系インド人は見た目が全く違います。
インド最古の文明はドラビタ系インド人のものとしても少なくとも今から３千年前にはアーリア人はインドにいたはずです。

ヨーロッパでは３千年前というとイギリスのストーンサークルに代表される巨石文明やゲルマン民族言われる人達の文明はありますがはっきりとしたことは分かっていません。

となるとやはりインドやイランのアーリア人がヨーロッパへ向かった。そして肌の色が白くなったというのが自然な気がします。

今までの学説では大昔イギリスからインドへアーリア人が侵入して肌の色が黒くなったというのが定説でしたがどうも違うと最近なっている模様です。

まあ昔のことは分からないのですが、ウィリアム英王子に「インド人の遺伝子」と言われて驚く様子は世界中でみられなかったということは暗黙の了解として世界中の人は知っていたのでしょうね。